診療科目について

診療科目について

診療科目とは?

病院やクリニックに行くとき、多くの人が最初に迷うのが「どの診療科を受診すればよいのか」という点です。
診療科目とは、医療機関が扱う病気や症状の専門分野を分けたものを指します。

内科、外科、小児科、皮膚科、耳鼻咽喉科など、さまざまな診療科があり、それぞれの特徴や役割を理解しておくことで、自分や家族に合った適切な医療機関を選びやすくなります。

主な診療科目とその役割

内科

風邪や腹痛など日常的な体調不良から、高血圧・糖尿病などの生活習慣病まで幅広く診察します。
生活習慣病の予防や食事・運動のアドバイスも行い、体調管理の入口として重要な役割を果たします。
症状が漠然としている場合、まず内科を受診するのが一般的で、必要に応じて専門医に紹介してもらえます。

外科

ケガや骨折、手術を必要とする疾患に対応します。
消化器外科や心臓血管外科、脳神経外科など細分化されており、臓器や治療方法によって担当が異なります。
外傷処置や日常的な外科的小手術も担い、救急対応の窓口になることもあります。

小児科

子どもの病気や発達に関する診療を行います。
風邪や感染症のほか、成長や発達の相談、予防接種、乳幼児健診なども可能で、保護者が子育ての不安を相談できる場所にもなります。

整形外科

骨や関節、筋肉など運動器に関する疾患を扱います。
スポーツ障害や腰痛、骨粗しょう症なども対象です。
関節リウマチや外傷後のリハビリなど、幅広い年齢層に必要な医療を提供します。

産婦人科

妊娠や出産、女性特有の病気に対応します。
婦人科検診や不妊治療も含まれます。
思春期から更年期までの女性の健康を幅広く支える役割があり、女性にとって身近な相談窓口です。

皮膚科

アトピー性皮膚炎やニキビ、水虫など皮膚に関する幅広い疾患を診療します。
美容皮膚科を併設する医療機関もあります。
皮膚は目に見える臓器であり、早期に異常を見つけやすいため、健康管理の上でも重要です。

眼科

視力低下や白内障、緑内障など目に関する病気を扱います。
コンタクトレンズや眼鏡の処方も行います。
定期検診によって失明を防ぐための早期発見が可能であり、生活の質を守る重要な診療科です。

耳鼻咽喉科

耳・鼻・喉に関する症状に対応します。
花粉症や中耳炎、声帯疾患などもここで診察します。
めまいや難聴など生活に大きな影響を与える症状にも対応し、生活の質を改善します。

泌尿器科

腎臓・膀胱・前立腺など泌尿器系の病気を診療します。
排尿障害や腎結石などが代表的です。
高齢者に多い前立腺疾患や女性の尿失禁治療など、加齢とともに増える悩みに対応します。

精神科・心療内科

うつ病や不安障害など心の病気を扱う精神科と、心身症など身体に症状が現れる心の問題を扱う心療内科があります。
ストレスや不眠の相談も可能です。
心のケアは近年ますます重要視され、社会生活を送る上で不可欠な診療科です。

リハビリテーション科

病気やケガの後遺症を軽減し、機能回復を目指す診療科です。
理学療法士などと連携し、運動機能改善をサポートします。
高齢化社会において、生活の質の維持や介護予防にも大きな役割を果たしています。

放射線科

CTやMRIなどの画像診断を行う専門科です。
診断のための放射線検査や、放射線治療を担当します。
医療の最前線で正確な診断を下すために不可欠な存在です。

麻酔科

手術時の麻酔管理を行う診療科です。
痛みの治療を専門とする「ペインクリニック」を設けている場合もあります。
安全な手術を行うための縁の下の力持ちであり、患者の不安を軽減する役割もあります。

歯科

虫歯や歯周病の治療、矯正、口腔外科など幅広く対応します。
全身の健康と密接に関係するため、歯科の受診も重要です。
口腔内の健康は生活習慣病や全身疾患にも影響を与えるため、予防の観点からも定期的な受診が推奨されます。

診療科目を理解するメリット

  1. 1. 適切な医療機関を選べる:症状に応じた専門科を知っておくと、無駄な通院を避けられます。
  2. 2. 早期受診につながる:迷わず受診できるため、重症化を防ぐことができます。
  3. 3. 医療費や時間の節約:正しい科にかかることで、不要な検査や紹介の手間が減ります。
  4. 4. 安心感の向上:自分や家族に合った医師を見つけやすくなり、長期的な健康管理に役立ちます。

診療科目を選ぶ際の注意点

  • 症状が曖昧な場合は、まず内科を受診するのが基本です。
  • 複数の症状がある場合は、かかりつけ医に相談して適切な診療科へ紹介してもらいましょう。
  • 病院によって診療科の名称や範囲が異なる場合があります。例:「循環器内科」が「内科」に含まれているケースもあります。

まとめ

診療科目を理解しておくことは、適切な医療を受ける第一歩です。
自分や家族の症状に合った科を知り、迷わず受診できるようにすることで、安心感が高まり、医療費や時間の節約にもつながります。

当サイトでは、厚生労働省やPMDAなどの公的機関の情報を参考にしつつ、一般的な健康情報をわかりやすく提供しています。
個別の症状や治療については、必ず医師や専門家にご相談ください。

関連情報

厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構:https://www.pmda.go.jp/

緊急当番医療機関:https://medical.shopnet.ne.jp/kinkyu
札幌の病院一覧:https://medical.shopnet.ne.jp/archives/hospital-list
かかりつけ医とは:https://medical.shopnet.ne.jp/family-doctor

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